ドラマ「アオイホノオ」ご存知でしょうか?2014年7月19日からテレビ東京系で全11回放送されたドラマです。
数々の名シーン、名セリフがあるのですが、独断と偏見で私が印象に残った名言を集めてみました。
アオイホノオ詳細
ドラマ概要
2014年7月19日から9月27日まで毎週土曜日0:12 – 0:52(金曜日深夜)に、テレビ東京系の「ドラマ24」で放送。
柳楽優弥の地上波連続テレビドラマ初主演作であり、初めてコメディに挑戦した作品である。
監督・脚本は『勇者ヨシヒコと魔王の城』・『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』を手掛けた福田雄一が担当する。
主なキャスト
ストーリー
原作は「炎の転校生」などで知られる島本和彦のまんが「アオイホノオ」。
時は1980年代初頭。舞台は大阪芸術大学。
漫画家、アニメーター、映像作家…
焔モユルを中心に今を時めくクリエイターたちが
名言その1 俺のほうが勝っている可能性 大!
まず1話より。
大学の課題でパラパラ漫画を作るモユル(柳楽優弥)、自分の作ったものに自信を持っていたが、庵野(安田顕)の周りに人だかりが。
自分のさらに上を行くクオリティーの作品に驚愕するモユル。
そこででたモユルの言葉が
口を大きく空けて、雷に打たれたような衝撃をうけた男が放った言葉です。
負け惜しみもここまでプラスに持っていけるのはクリエイターとして必要な才能なのかも。
名言その2 なれないんだよ!
2話より。
アニメ研究会の門をたたくモユル。
矢野ケンタロー(浦井健治)に自身の作品をみせるが画力のなさを指摘されて、
「もしもなれなかったときのことを考えているやつは、なれないんだよ!」
お手伝いするなんて即答してたからね(笑)
さらに矢野ケンタローは続けて
「俺はなあ、漫画家になれなかったらすべてが終わりなんだよぉ」と覚悟があるのかモユルに追い打ちをかける。
名言その3 納得行かないものは出さん!
3話より。
大学から今度はCM制作の課題。
ひとりでアニメを作ることにするモユル。
しかし、いいアイデアが浮かばず期限ギリギリまで描けないでいる。
結局、津田ヒロミ(黒島結菜)のアイデアを元に書き始めるが1枚描いただけで気付いてしまう。
「間に合わない」と
そこでモユルが庵野に対して放った独白
「一流になる男は納得行かないものは出さん、おまえは一流じゃないから出す。俺の俺の勝ちだ!庵野!」
ええ こんな人が後にちゃんと漫画家になるんですよ。
スコセッシの「キングオブコメディ」を思い出しました。
名言その4 そんな余計なこと考えるべきじゃないんだ!
5話より。
小学館と集英社に漫画を持ち込むモユルと岸本(大水洋介)。
しかしどちらからも手応えを感じられず、落ち込んだまま帰り道に立ち寄った映画館でロッキーをみる2人。
モユルの「今回のロッキーめちゃくちゃ心にしみるよ」のセリフに続いて放った言葉
いい言葉です。
余計な知識や先入観は必要ないんです。
ありのままをありのままの自分で受け止めればいいんです。
名言その5 自信ってのは根拠のないものなんだよ
7話より。
SF大会ダイコン3のオープニングアニメの制作を依頼される庵野たち。
大学の課題もあるのにカラーのセルアニメなんて無理だと、押し入れに逃げ込む赤井(中村倫也)。
これはいい話だと猛プッシュする山賀(ムロツヨシ)。
「君はなんでそんなに自信があるんだよ」と赤井から言われた後に
山賀が放った言葉
「赤井 自信ってのは根拠のないものなんだよ」
ε=\__〇_ ズコー
ドラマの中で山賀は 絵も描けない アニメのことも知らない 何もできない人間として描かれています。
学校の中では庵野や赤井のように才能のある者に声をかけ、自分はプロデューサーとして奔走している人間の言葉です。
そりゃそうだろーよと 呆れて笑ってしまった。
名言その6 プロとしての責任感とそれに対する不安が襲ってくるからさ
最後に11話から。
モユルは少年サンデーで念願のデビューを果たす。
岸本からデビュー作が載ったサンデーをみせられるがあまり喜ばないモユル。
そこに庵野が近づいてきてこういう
庵野「思っていたほどうれしくないだろう。なぜだかわかるか」
「いや」と答えるモユルに放った庵野の言葉
「すぐに、認められたらすぐに、プロとしての責任感と、それに対する不安が襲ってくるからさ」
一流の人間だからわかること、一流の人間だから言えること かっこええわ。
まとめ
他にもいいセリフいいシーンがたくさんあります。
なにより原作に対する愛があふれている作品です。
是非手元に置いて何度も観て欲しいです。
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