ゴールデンウィークに家族4人そろって網走監獄に行ってきました。
天気にも恵まれ、広大な敷地内を散歩して網走監獄を満喫してきました。
そのときに撮りだめた写真を中心に網走監獄を紹介したいと思います。
庁舎(旧網走監獄庁舎)
入館の手続きをして、正門をくぐり抜けると庁舎が見えてきます。
網走監獄の管理棟として利用されていたものです。
現在の庁舎の中は、北海道開拓の歴史を紹介したパネルが展示されています。
道路の建設や石炭の採掘に、多くの囚人が従事していた歴史が書かれています。
じっくり読んでみましょう。
私たちが訪れたときはゴールデンカムイの展示もありました。
お土産はこんな感じ。
旧網走刑務所職員官舎
通称「看守長屋」と呼ばれた網走刑務所の職員官舎を再現したものです。
間取りは現在でいう1LDK
ここで家族が暮らしていたようです。
質素ながら必要十分な設備だなあという印象を受けました。
味噌・醤油蔵
経費節減のため、味噌や醤油も自給自足していました。
桶の大きさに圧倒されます。
釧路地方裁判所網走支部法廷復原棟
この建物は、釧路地方裁判所支部が新庁舎建設のため旧庁舎の取り壊しに際して、単独法廷合議室、合議法廷、仮監置室および勾留質問室の部分を譲り受け、復原、保存したものです。
単独法廷や
合議法廷がリアルに再現されています。
休泊所(別名 動く監獄)
道路開削(かいさく)工事をはじめ、外での作業のときに囚人たちは、簡単に建設解体できる「休泊所」と呼ばれる小屋で寝泊まりしていました。
一本の丸太を枕にして寝て、起床の際は丸太の端を叩いて起こされていました。
監獄歴史館
監獄歴史館では監獄の歴史や当時の囚徒の暮らし・作業が紹介されています。
こちらは現在の刑務所の様子を再現したもの。
他に
当時の囚人服、拘束具などの展示も。
囚人の気持ちも味わえます。
建物の中央にある3面スクリーンでは、当時の過酷な労働の陰に隠れたドラマが…
二見ケ岡刑務支所
二見ケ岡刑務支所は、自給自足の先導的な施設として設置された、開放的な建物です。
心なしか囚人たちの表情も明るく見える。
舎房及び中央見張所
中央見張所を中心に5棟が放射状に広がっています。
遮るもの(さえぎるもの)が何もないので、中央見張所から丸見えですね。
天窓がきれいです。
浴場
脱衣から着衣まで15分と厳しく決められていた入浴。
すべての動作は3分刻みで行い、深い浴槽に膝立ちで入っていました。
それでも入浴は楽しみだったようです。
最後に
冬は厳しい寒さになるこの土地に、木造の監獄、、、
想像しただけで恐ろしい、、、
実際、舎房は窓も小さく日陰はひんやりしています。
史実を知ること、体感することはとても大事だと思います。
ぜひ一度足を運んでみてください。
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