子供たちが朝になってもダラダラ動かない季節がやってきました。
そう夏休みです。
ただでさえ寝起きの悪い子供たち。
夏休みになった途端、声を掛けても腫れぼったい顔のまま微動だにしません。
そんなテンションの低い子供たちは放っておいて、夏休みといえば自由研究ですよ!
またまた大人の本気を見せるチャンスがやってきました。
今年(2019年)の冬休みはペンデュラムウェーブというものを作成。
なかなか思った通りの動きをしてくれなくて、苦戦しました。
このペンデュラムウェーブを作り終えたあと、小学生の次女に次回(夏休み)は何を作りたいんだい?と聞いたところ

太鼓のバチ
と即答が!
これは楽できそうだなぁと思っていたのに、夏休みに入る前から次女に不穏な動きが…
やたらと100円ショップに行きたがり、何かを確認している。
また、ホウ砂はどこに売ってるんだと聞いてくる…
あきらかに怪しいので次女を問いただすと、

夏休みはねぇ、スライムパレット作るよ
太鼓のバチはいずこへ…
まあいいか、本人の意志を尊重しよう!
ということで2019年夏休みの自由研究は、スライムパレット作りに決定!
そもそもスライムパレットとは?
そもそもスライムパレットってなんだよ!って人も多いでしょう。
私もそうです。
まずはこちらの動画を
自分のお気に入りのスライムを容器に入れて、飾ったり、眺めたりするようです。
はじめからキットになっているものも販売されています。
これを今回はキットには頼らず、スライム作りからやることにしました。
スライムパレットの材料と道具紹介

次女はこの日のために準備していたようで、メモ帳に必要なものを書き出していました。
このメモをもとに100均で材料を揃えます。

まずはスライムを入れるケース。
10個入るスペースがあります。
つまり10個作らないとアカン…

メラミンスポンジ:切ってスライムに混ぜます

グリッターペンとビーズ:スライムに色やアクセントをつけます

エンジェルクレイ(粘土)とラメパウダー:スライムに変化を加えます

絵の具:スライムの色付けに

ドレッシングなどを入れる容器:別になんでもいいんだけれど、次女の謎のこだわりでホウ砂水を入れる容器として使いました。

スライムを作るためのボウル。これがないと始まりません。

木工用ボンド:ボンドスライムを作るために必要です。

洗濯のり:基本的なスライムのベースです。念のため2本用意

コップとゴムヘラ:スライムを小分けしたり、混ぜるのに使います。

ホウ砂は100均に置いていなかったので、ホームセンターで購入。これを水に溶かしたものを混ぜるとスライムが固まっていきます。
さっそくスライム作りに挑戦
まずはベースになる基本的なスライムをつくりました。
購入したホウ砂のパッケージ裏に、スライム作りのレシピが載っていたのでまずはその通り作ってみます。
いやー親切、親切。
そのレシピによると
洗濯のり100ml 水100ml に ホウ砂4gを50mlの水に溶かしたものを少しずつ加える
とあります。
いやー 楽勝、楽勝!
こんだけビシッと書いてあればその通りやるだけ。
すべて倍の量にして作ってみます。

洗濯のり200ml

水200ml

これらをボウルに入れてよく混ぜます。

ホウ砂8g

ホウ砂を100mlの水と混ぜてホウ砂水をつくります。
あとはこれらを混ぜるだけ!ちゃっちゃと終わらせるか!
数分後、ボウルの中にあったのはスライムとは呼べない透明のかたまり…

やっちまったレシピを信じただけなのに…
初めてのスライムは失敗に終わる。
原因はいろいろ考えられる。
- 混ぜ方が甘かった
- ホウ砂水の入れ方
- ホウ砂水の濃度 などなど
そして一瞬で悟ってしまった…
こりゃ長い一日になりそうだ
もたもたしてられないので、すぐさま2回めの制作にかかります。
洗濯のりと水の比率は変えず、今度はホウ砂水を少しづつ慎重に加えるようにしました。
動画もたくさん見ましたが、分量をきちんと書いているところは少ないですね。
再現性が難しいのかな?
結局最後は目見当になりましたが、ベースのスライムは完成!
スライムパレットを作るぞ!
ベースのスライムができたので、いよいよスライムパレットを作っていきます。
まず完成形はこちら

スライムの内訳は以下の通り
なじみのない言葉がたくさん…
- スタンダードスライム(色付き)
- メラミンスポンジスライム
- ビーズスライム
- 水色ラメスライム
- 黄緑グリッターのりスライム
- 紫ラメスライム
- ハンドソープスライム
- ボンドスライム水色
- ボンドスライム黄緑色
- エンジェルクレイスライム
ひとつづつ簡単な作り方を説明します。
1.スタンダードスライム(色付き)

スタンダードスライム(緑):ベースのスライムに水性絵の具を混ぜるだけ。
簡単だけど見栄えはいい。
2.メラミンスポンジスライム

メラミンスポンジスライム:ベースのスライムにメラミンスポンジを刻んで入れます。
スポンジを切るのも気持ちいいみたい。
3.ビーズスライム

ビーズスライム:ベースのスライムにビーズを入れます。
わかりにくいですが、他にオレンジのグリッターのりも入れました。
時間が経つとビーズが沈んでしまいます…
4.水色ラメスライム

水色ラメスライム:ベースのスライムに水色のグリッターのり、水色のラメを加えます。
5.黄緑グリッターのりスライム

黄緑グリッターのりスライム:ベースのスライムに黄色と緑色のグリッターのりを混ぜます。
6.紫ラメスライム

紫ラメスライム:ベースのスライムに絵の具を混ぜて紫色に。そこに4のラメを追加します。
1から6はベースにスタンダードのスライムを利用。
7.ハンドソープスライム
ハンドソープスライム:洗濯のりと水を1:1の割合で混ぜそこに、同じくらいのハンドソープを泡立てた状態で混ぜます。
あとはホウ砂水を少しづつ加えて固めました。
いい匂いがします。
8.ボンドスライム水色

ボンドスライム水色:木工用ボンドにその倍くらいの洗濯のりを入れよく混ぜます。
あとは他のスライムと同様にホウ砂水を少しづつ加え、よくこねます。
できたボンドスライムを小分けして色を付けます。

後から色を足したのでうまく混ざらず、マーブル調になったけれどそれもありかな。
9.ボンドスライム黄緑色
ボンドスライム黄緑色:さきほどのボンドスライムの色違いです。
ボンドスライムは水っぽくならないので扱いやすい。
10.エンジェルクレイスライム
エンジェルクレイスライム:いろんな作り方があるようなのですが、今回は単純にボンドスライムとエンジェルクレイを混ぜただけです。
エンジェルクレイ(粘土)をよくこねます。これとさきほど作ったボンドスライムを合わせて、ひたすらこねます。
粘土多めの方がやわらかくていい感じ。
たかがスライム、されどスライム
なんとかカタチになったのでホッとしています。
当初、ぷよぷよボールをいれたスライムを作ったのですが、

時間が経つとぷよぷよボールの水分がでてくるのか、スライムがバシャバシャになり結局ボツに。
難しいもんです。
今回のスライム作りで学んだこと
- ホウ砂は常温の水では溶けにくい
- ホウ砂水を入れたところからすぐ固まるぞ
- ホウ砂水は少しずつ、焦っちゃダメ
- コネろ!コネるんだ、コネればわかるさ
今回購入したスライム作りのためのアイテムは、いつの間にか次女の机の周りに置かれています。
なんだか嫌な予感が…
洗濯のりが108円で買えちゃうからねぇ…
余った洗濯のりを片手に微笑む次女…
言っとくが、
ホ、ホウ砂はちょっと高いからな!

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